February 4, 2018 / 10:54 PM / 6 months ago

今週の日本株は値固め、金利上昇の背景に堅調なファンダメンタルズ

[東京 5日 ロイター] - 今週の東京株式市場で、日経平均は値固めの展開が見込まれている。米金利上昇が続けば重しになるが、割安感が出た銘柄には、金利上昇の背景である堅調な世界経済や企業業績を重視した押し目買いも入るとみられている。

 2月5日、今週の東京株式市場で、日経平均は値固めの展開が見込まれている。米金利上昇が続けば重しになるが、割安感が出た銘柄には、金利上昇の背景である堅調な世界経済や企業業績を重視した押し目買いも入るとみられている。東京証券取引所で2016年2月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

9日にオプションSQ(特別清算指数)算出を控えており、値動きが一時的に荒くなる可能性もあるが、金利さえ落ち着けば強気ムードも回復してきそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2700─2万3700円。

2日に発表された1月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比20万人増と、市場予想の18万人増を上回った。賃金は前年比で2009年6月以来の大幅な伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)が年内の利上げペースを加速させる可能性があることが意識された。米10年債利回りは2.845%と、14年1月以来の水準に上昇。リスク資産からの資金流出が懸念され、米国株は大幅安となった。週明けの東京株式市場も、この流れを引き継いで下落して始まるとみられる。

一方、決算発表が本格化している日本企業の業績は堅調さを維持。日本株は予想株価収益率(PER)が15倍程度で「割高とは言えない」(別の国内証券)とみられている。相場が調整するような局面があれば、買い遅れた投資家の買いが支えになりそうだ。

決算ピークを過ぎれば次第に業績関連の材料に乏しくなるとみられるが、「ここまでの決算発表では、保守的な通期計画を示す企業が多かった。為替が落ち着いていれば、来期にかけて増益基調との期待が続き、株価はそれほど下げないだろう」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)との見方も聞かれる。

米国では8日に2018年度暫定予算の期限が到来する。政治的駆け引きが強まって不透明感が高まらないか、警戒されている。経済指標としては、米1月ISM非製造業景況指数(5日)、米12月貿易収支(6日)などの発表が予定されている。

日本では12月経常収支(8日)などの発表があるほか、中国では、1月貿易収支(8日)、1月消費者物価指数(9日)の発表がある。

8日は北朝鮮の朝鮮人民軍創建記念日。足元で地政学リスクは小康を保っているが、関連報道には引き続き注意が必要だ。韓国では9日から平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開幕する。

株式マーケットチーム

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