October 4, 2019 / 7:53 AM / 19 days ago

来週の日本株は振れやすい、米中協議や安川電機決算などに関心

 10月4日、来週の東京株式市場は振れやすいとみられている。週初に米雇用統計の結果を消化した後は、米中閣僚級協議に関心が向かい、関連ニュースで一喜一憂する可能性がある。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 来週の東京株式市場は振れやすいとみられている。週初に米雇用統計の結果を消化した後は、米中閣僚級協議に関心が向かい、関連ニュースで一喜一憂する可能性がある。国内では企業の決算発表が徐々に始まっており、10日の安川電機(6506.T)に関心が向かっている。このほか、日本人がノーベル賞を受賞した場合は個別に関連銘柄が物色されそうだ。

日経平均の予想レンジは2万0900─2万1800円。

米雇用統計について、ロイターがまとめた市場予想では、非農業部門雇用者数の伸びは14万5000人と、前回の13万人から増加。失業率は3.7%と前回から横ばいとなっている。米ISM製造業、非製造業景気指数がさえず、米国の10月追加利下げ確率が急速に高まっており、雇用統計が利下げ期待を強める結果になるのか注目される。

利下げ期待は米国株市場の支援材料となるが、外為市場ではドル安/円高要因になり得る。3日は米国株主要3指数が上昇した一方、ドルは一時106円半ばまで下落し、約1カ月ぶりの円高水準をつけた。週明けは、米雇用統計発表後の債券、為替、米国株の反応を消化するところから始まりそうだ。

その後は10、11日に予定される米中貿易協議が焦点になる。過去、何度も期待と失望を繰り返したイベントだけに大きな期待は持ちにくいものの、今週発表された米経済指標が弱い内容となり、通商問題の影響が広範な分野に波及している可能性が示唆されたことから、足元の経済指標の悪さが両国に歩み寄りの姿勢を促す可能性も指摘されている。

企業決算も徐々に本格化する。安川電機が10日に中間決算を発表する予定。1日に発表された日銀短観9月調査では、大企業製造業・業況判断DIが市場予想を上回り、意外としっかりしているとの受け止めが出ていた。電子部品や半導体などIT関連財の在庫調整が進展した可能性も指摘された。安川電機の決算は、国内製造業の業績を占う試金石として市場参加者の関心が向かっている。

来週は、各分野のノーベル賞が発表される。昨年は京都大学の本庶佑特別教授が医学・生理学賞を受賞し、関連銘柄として小野薬品工業(4528.T)が注目された経緯がある。日本人が受賞した場合は、医薬、バイオ、素材、書店などの銘柄が物色される可能性がある。

株式マーケットチーム

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