November 1, 2019 / 8:36 AM / 16 days ago

来週の日本株は底堅いか、米経済指標や企業決算見極め

 11月1日、来週の東京株式市場は、米経済指標や企業決算の内容を見極めつつ、底堅い展開となりそうだ。写真は東京証券取引所で2015年7月撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、米経済指標や企業決算の内容を見極めつつ、底堅い展開となりそうだ。今晩米国で発表されるISM製造業景気指数と雇用統計が注目されるが、日本は4日が休日で、すぐには株価に織り込めない。連休明けに米国市場の反応を含めて消化することになる。国内では引き続き企業決算が相次ぐ。6日のソフトバンクグループ(9984.T)、7日のトヨタ自動車(7203.T)などが注目される。

日経平均の予想レンジは2万2400円─2万3200円。

1日の日経平均は朝方から売りが先行し、一時下げ幅を200円超に拡大したが、その後はじりじり値を戻し、前営業日比76円27銭安で取引を終えた。前日海外時間に広がった米中通商協議の先行き不透明感によるリスク回避は強まらず、押し目買いが下値を支える形となった。

今晩、米国で10月のISM製造業景気指数と米雇用統計が発表されるが、市場からは「前回のISMの悪化は行き過ぎで、今回反発するだろう。雇用統計も市場予想をよほど下回らない限り、景気認識が変わることはない」(第一生命経済研究所の主任エコノミスト、藤代宏一氏)との声が出ている。

両者が市場予想の範囲内と受け止められ、米国市場で株価や為替の動きが大荒れにならなければ、来週の東京株式市場もある程度は底堅い展開が見込めそうだ。

テクニカル面では、下値サポートして意識されていた5日移動平均線を下抜けて調整色を強めた格好だが、一目均衡表の転換線(2万2733円16銭=1日現在)をキープしたことで、調整は短期間で済むことが想定される。オシレーター系指標に生じていた過熱感が和らぐのを待ち、再び2万3000円にトライする可能性もある。

国内では、企業の決算発表が後半戦に入る。前半は今後の業績への強い期待感から、業績悪化銘柄が上昇し、好業績銘柄が売られる傾向が見られたが、好悪材料に素直に反応する動きも見受けられるようになった。市場からは「決算も後半に差し掛かると良くない内容が増えてくるかもしれない」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)と警戒する声も出ている。

個別では、ソフトバンクグループの決算が注目される。このところ下げ止まっているものの、米ウィーカンパニーへの支援に対して懐疑的な投資家が多いほか、ソフトバンク傘下の投資会社がインテル(INTC.O)に提訴されるなど、周囲にネガティブな材料も多い。決算にどのような反応を示すのか関心が高い。

株式マーケットチーム

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