January 13, 2020 / 11:19 PM / 14 days ago

2万4000円試す展開、米中「第1段階」署名後は模様眺め=今週の東京株式市場

 今週の東京株式市場で日経平均株価は節目の2万4000円を試す展開が予想されている。写真は都内の株価ボード。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 14日 ロイター] - 今週の東京株式市場で日経平均株価は節目の2万4000円を試す展開が予想されている。中東情勢の緊迫化に対する懸念がいったん後退し、米中貿易協議「第1段階」の合意署名にも期待が維持されている。週前半は良好な外部環境を支えに上昇基調となりそうだ。ただ、週末にかけては買い材料出尽くしで模様眺めになる可能性がある。

日経平均の予想レンジは2万3400円─2万4200円。

米軍がイラン革命防衛隊の精鋭部隊司令官を殺害したことに端を発した中東の緊張は、今のところ軍事衝突に発展していない。市場の関心は、米中通商協議の動向に向かっている。

トランプ米大統領は昨年12月31日、「第1段階」の米中通商合意書の調印を1月15日にホワイトハウスで行うと表明している。調印後あらためて中国を訪問し、次の段階に向けた協議を開始したいと述べており、一段の協議進展に対する期待も出ている。

両者の「第1段階」の合意には、関税引き下げ、中国による米国の農産物・エネルギー・工業品の輸入拡大、知的財産を巡る問題への取り組みが盛り込まれる見通しだが、合意書の文言はこれまで明らかになっていない。第1段階の合意にかけて米国株が強含み、日本株も買われるとの見方が多い。

ただ、第1段階に署名すれば第2段階のハードルが高くなることも想定される。「内容が乏しければ売られるリスクが生じる一方、期待通りでも材料出尽くしとなる可能性がある」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)という。

一方、「年末は期待先行で株価は上がってきたが、これからは決算発表も控えていることから、業績の確認が必要となる。次の材料待ちで、上値は重い展開になると考えられる」(三井住友DSアセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)との指摘もある。

米国株は堅調に推移しているものの、「米国株と日本株はファンダメンタル的に大差がある。日本株が出遅れるのはやむを得ない」(三菱UFJモルガンスタンレー証券・チーフ投資ストラテジストの藤戸則弘氏)との声も聞かれた。

このほか主なスケジュールとしては、14日に米12月消費者物価、15日に米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に日本11月機械受注、米12月小売売上高、17日に中国12月都市部固定資産投資、米12月鉱工業生産などが発表される予定。

株式マーケットチーム

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below