May 8, 2020 / 8:07 AM / 20 days ago

来週の日本株は戻り歩調、海外の経済活動再開の動きが支え 中国指標に関心

 5月8日、来週の東京株式市場は戻り歩調が予想されている。海外の経済活動再開の動きが好感されており、前向きなニュースに素直に反応しやすい。中国の経済指標などが悪材料とならなければ、日本株も値固めをしつつ上値を試す可能性がある。写真は都内で3月撮影(2020年 ロイター/Stoyan Nenov)

[東京 8日 ロイター] - 来週の東京株式市場は戻り歩調が予想されている。海外の経済活動再開の動きが好感されており、前向きなニュースに素直に反応しやすい。中国の経済指標などが悪材料とならなければ、日本株も値固めをしつつ上値を試す可能性がある。

日経平均の予想レンジは1万9700円━2万0400円。

ドイツのメルケル首相が6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた都市封鎖措置を緩和すると発表するなど、欧米で段階的な経済活動再開の動きが出ている。米国では大規模な財政・金融政策を支えにハイテク株が上昇。株価指数を押し上げており、日本でも半導体や電子部品などへの物色が目立ってきた。

投資家の上昇期待感が反映され、8日の日経平均は高値引け。終値で2万円台を回復した。今晩発表される4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数は約2200万人減少と歴史的な悪化が予想されているものの、「コロナ後」をにらんで米国株への影響が限定的になれば、日本株も、上値を追いかける展開もあり得る。

テクニカル的に節目とみられている日足一目均衡表の雲上限や、1月高値から3月安値までの下落の半値戻しとなる2万0200円台前半をしっかり突破できれば、上昇に勢いがつきそうだ。4月の戻り高値2万0365円89銭をとらえる可能性がある。

国内では主要企業の決算発表が続く。トヨタ自動車(7203.T)、ホンダ(7267.T)、ソニー(6758.T)、武田薬品工業(4502.T)、三菱地所(8802.T)、KDDI(9433.T)などが予定しており、関心が高い。前期の業績悪化は織り込まれており、今期の業績見通しや経営陣のコメントなどで強弱感を探る展開となりそうだ。

中国では4月の経済指標発表が集中する。12日に生産者物価と消費者物価、15日に工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資が予定されている。経済回復の進展が確認できれば、日本の中国関連株の支援材料になるとみられる。

このほか、主なスケジュールとしては、4月27日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、4月工作機械受注などの発表がある。

株式マーケットチーム

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