May 10, 2020 / 10:41 PM / 3 months ago

戻り歩調、海外の経済活動再開の動きが支え 中国指標に関心=今週の東京株式市場

[東京 11日 ロイター] - 今週の東京株式市場は戻り歩調が予想されている。欧米を中心に新型コロナウイルス感染防止策が一部緩和され、経済活動を再開する動きが出てきた。前向きなニュースに素直に反応しやすい地合いで、中国の経済指標などが悪材料とならなければ、日本株も値固めをしつつ上値を試す可能性がある。

日経平均の予想レンジは1万9500円━2万0500円。

4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から2050万人減となり、1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込み。失業率も14.7%と戦後最悪となったが、ともにエコノミストが予想したほどには悪化しなかった。米国株市場への影響は限定的で、8日の主要3指数は上昇して取引を終えた。

日本株についても、世界の経済活動再開期待を織り込む形で景気敏感系業種に物色が出てきた。「ファンダメンタルズは悪化しているが、モメンタムや方向感は上方向ということで買われる」(国内証券)といい、リバウンドの期待を膨らませている。

日経平均は8日に終値で2万円台を回復しており、テクニカル的に節目とみられている日足一目均衡表の雲上限や、1月高値から3月安値までの下落の半値戻し水準となる2万0200円台をしっかり突破できれば、上昇に一段と勢いがつくとみられている。4月の戻り高値2万0365円89銭を抜け、2万0500円の方向に上値を広げそうだ。

国内ではトヨタ自動車(7203.T)、ホンダ(7267.T)、ソニー(6758.T)、武田薬品工業(4502.T)、三菱地所(8802.T)、KDDI(9433.T)など主要企業の決算発表が続く。前期の業績悪化は織り込まれており、今期の業績見通しや経営陣のコメントなどで強弱感を探る展開となりそうだ。

中国では4月の経済指標発表が集中する。12日に生産者物価と消費者物価、15日に工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資が予定されている。経済回復の進展が確認できれば、日本の中国関連株の支援材料になるとみられる。

このほか、主なスケジュールとしては、4月27日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、4月工作機械受注などの発表がある。

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