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一進一退、米国株にらみ 薄商いは継続=今週の東京株式市場

[東京 24日 ロイター] - 今週の東京株式市場は一進一退の動きが予想される。海外投資家が夏休みモードの中、引き続き売買は膨みにくいとみられるが、新型コロナワクチン開発に関するニュースなどを背景に米国株が上昇すれば、日本株も上値を試す可能性がある。一方、2万3000円台は上値の重さが意識されており、特段の買い材料が出なければじりじり下落する展開もあり得る。

日経平均の予想レンジは2万2500─2万3500円。

新型コロナワクチンを巡っては、米ファイザーと独バイオンテックの開発が順調との報道や、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが9月に後期臨床試験の開始を目指すとの情報が出ている。この他、ワクチンや治療薬で前向きな話が出て景気回復期待が高まれば、米株市場で景気敏感セクターが買われ、日本株の追い風となるとみられる。

米国では24日から共和党の党大会が始まり、最終日の27日にはトランプ大統領が大統領候補の指名受諾演説を行う予定。党大会中に追加経済対策などへの言及があった場合は、株式市場にはポジティブな反応が出そうだ。

<日銀ETF買いの動向に関心>

国内では、日銀によるETF(上場投資信託)買いの動向が注目される。日銀の買いは引き続き相場の下支えになるとみられるが、先週8月18日の通常のETFの買い入れ額は803億円と、前回8月5日の1003億円から減額されていた。日銀の買い入れ「温存スタンス」が感じられるようになり、「(株価が)下げてきた時に日銀の買いが入らないとなると、下落が加速する可能性もある」(野村証券の投資情報部投資情報二課・課長代理、神谷和男氏)との声も出ている。

テクニカルでは25日移動平均線がサポートとなりそうだが、同水準を下回った場合は2万2500円が次の下値メドとして意識される。

<中小型株の売買は活況か>

個別では、中小型株への物色が続きそうだ。東証マザーズ指数は連日の年初来高値更新となり、2018年6月以来2年2カ月ぶりの高値圏に上昇している。米国株市場でハイテク中心のナスダック総合指数が史上最高値圏で推移し、同じく成長株が多く上場しているマザーズ銘柄が物色されやすい状況。個人投資家を中心に、IT関連や巣ごもり関連が人気化している。

株式マーケットチーム

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