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神経質、個別株物色中心の展開か=来週の東京株式市場

 来週の東京株式市場は、神経質な展開が予想されている。写真は都内の株価ボード。2014年1月、都内で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 18日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な展開が予想されている。菅義偉新内閣への期待が支えとなりそうだが、外為市場でのドル安/円高、米ハイテク株の調整など、不透明要因もある。外部環境次第ではリスクオフの動きが強まり、下値を模索する恐れがある。

加えて、4連休明けの東京株式市場では、立ち会い日数が3営業日しかない。様子見姿勢が強まりやすい地合いのなか、材料のある個別株への物色が中心となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2800━2万3500円。

今週16日に発足した菅新内閣では、安倍晋三政権の政策を踏襲する方針が示されている。財務相や外相など主要閣僚を再任させるとともに、規制改革やデジタル庁の新設、地方経済の活性化など独自色もにじませた。世論調査では菅政権に対する高い支持率が示され、国内における市場心理は改善しつつある。

東海東京調査センター、シニアエクイティマーケットアナリストの仙石誠氏は「政権発足早々、携帯料金の引き下げ、不妊治療の保険適用などといった政策に動きが見られる。安倍政権で残された課題に迅速に対応する姿勢を投資家は評価している」と指摘する。「関連する銘柄は既に動いており、菅政権の迅速な対応は今後もマーケットを動かすだろう」(同)とみる。

一方、米国株式市場は下落基調となっている。8月に急騰したハイテク株は9月に入り調整色が濃くなった。加えて、外為市場ではドル/円が104円台に下落しており、今後の一段の円高進行が警戒される。市場では「米株安、為替の円高に加え、欧州では新型コロナの感染拡大が懸念されている。上値を重くさせる外部要因が多いので、来週は個別物色にとどまる可能性がある」(国内証券)との声が聞かれた。

来週は国内でグラフィコ4930.T、まぐまぐ4059.Tがジャスダック市場に、トヨクモ4058.T、I─ne4933.Tがマザーズ市場に、STIフードホールディングス2932.Tが東証2部にそれぞれ新規上場する。米国では9月マークイット製造業PMIなどの経済指標が発表される。

株式マーケットチーム

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