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下値リスク警戒、米国のイベントにらみ=来週の東京株式市場

来週の東京株式市場は、下値リスクを警戒する展開となりそうだ。米国では副大統領候補の討論会、新型コロナウイルスの追加経済対策の動向など材料が多い。写真は2日、証券会社の外に表示された日経平均株価と、マスク姿の人々。(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )

[東京 2日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、下値リスクを警戒する展開となりそうだ。米国では副大統領候補の討論会、新型コロナウイルスの追加経済対策の動向など材料が多い。2日にはトランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、大統領選を巡る不透明感も強まった。これらのイベントで投資家心理が急速に悪化した場合、値幅を伴って下落する恐れがあるという。

日経平均の予想レンジは、2万2000円─2万3500円。

2日の取引時間中、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。米国株先物が下げ幅を拡大し、日経平均も一時2万3000円を割り込んだ。その後、日経平均は落ち着きを取り戻して下げ渋ったが、トランプ大統領の病状やバイデン前副大統領の陽性の可能性など、相場が不安定化するリスクも残る。

一方、これ以上大きく下がる可能性はないとの見方もある。野村証券の投資情報部投資情報二課・課長代理、神谷和男氏は「トランプ大統領の新型コロナ陽性が伝えられたが、米国が積極的に金融緩和をするという姿勢に変わりはなく、下落幅が拡大する可能性は低い」とみている。

米国では7日に米副大統領候補のテレビ討論会が行われる予定。米大統領選挙についてのロイター/イプソスの最新全米世論調査によると、大統領候補者の第1回討論会後も、バイデン氏のリードを示す結果が出ており、今後も続く討論会を通じてバイデン氏が優位を保つかどうかが注目される。[nL4N2GT0DM]、

このところの米経済指標は比較的堅調なものが多い。今晩発表される9月雇用統計が良い内容だったと受け止められれば、投資家心理の下支えとなる可能性がある。さらに新型コロナウイルスの影響に対処する追加経済対策の協議が進展した場合、日本株にもポジティブな影響が出そうだ。

国内では、9日に安川電機6506.Tが2020年度第2・四半期の決算発表を行う予定。安川電機は2月期決算企業で、3月期決算の製造業系企業の業績を占う試金石となることが多い。企業業績については4─6月期に底打ちし、7─9月期に回復してきたとみる向きも多く、こうした動向を安川電機の決算で確認できるかに関心が集まる。

株式マーケットチーム

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