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神経質、米大統領選やトヨタ・任天堂決算が焦点=来週の東京株式市場

[東京 30日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な展開となりそうだ。欧米での新型コロナウイルスの感染拡大や米大統領選の不透明感で、リスクオフムードはより一層強まっている。ただ、国内では3日が祝日となっていることもあり、積極的な売買は仕掛けづらく、様子見ムードに支配されやすい。来週はトヨタ自動車7203.Tなどの主要企業の決算を控えているため、引き続き個別物色が中心となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2400―2万3800円。

新型コロナウイルスによる感染拡大は再び投資家心理を冷やしている。28日、フランスとドイツが再びロックダウンを指示したほか、29日に米国で報告された新規感染者は1日当たりの過去最多を更新した。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX).VIXは4カ月超ぶりの高水準での推移となっており、来週以降も神経質な展開が続きそうだ。

来週は米国で大統領・議会選挙、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているほか、国内では味の素2802.T、任天堂7974.T、ホンダ7267.T、トヨタ自などの決算発表が予定されている。6日の取引時間中に決算の開示を控えているトヨタについて、市場では「既にコロナ禍前の生産に戻っている状況下、発表される決算の内容が注目される。その内容次第では全体の株価に上下ともに影響を及ぼしそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

今年の米大統領選は、郵便投票と不在者投票が大きく増加しているため、結果判明が遅れる可能性が高いという。郵便投票においては、11月3日までの消印があれば同12日の到着分まで有効にする州もあり「結果判明まで3週間ほど待つことになるのではないか」(国内証券)とみる投資家は少なくない。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「来週中に結果が出る可能性は低いため、引き続き様子見ムードが強まりそうだ」と指摘。ただ、そのうえで「郵便投票は民主党支持者が多いとされているため、当初にバイデン氏が優勢となると、勝利のシナリオで株価が動きそうだ」との見方を示している。

※経済指標予測[JP/FOR]

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株式マーケットチーム

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