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強含み、3万円回復を意識=来週の東京株式市場

来週の東京株式市場は、強含みの相場展開が想定されている。日経平均はじりじりと上値を追い、3万円回復も視野に入っている。資料写真、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 12日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、強含みの相場展開が想定されている。日経平均はじりじりと上値を追い、3万円回復も視野に入っている。ただ、日米ともに主要企業の決算発表が一巡し、決算を材料視した動きは乏しくなるとみられており、国内外のマクロ経済指標や新型コロナウイルスの感染者数の動向をにらみながらの展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万9000―3万円。

来週は、国内では2020年10―12月期GDP(国内総生産)の1次速報値、1月貿易統計が公表されるほか、米国では1月小売売上高、2月製造業PMIなどが公表予定となっている。市場からは「企業決算が一巡し、来週は経済指標の動きをにらみながらの展開になるのではないか。国内外ともに、数字で景気回復をしっかり確認できれば、マーケットの支援材料となるだろう」(みずほ証券のマーケットストラテジスト・倉持靖彦氏)との声が聞かれた。

日経平均は2万9000円台での値固めの動きが続いているが、3万円回復の材料として注目されるのが新型コロナウイルスの新規感染者数の動向だ。「2月末までに、昨年5月に各国が移動制限を緩和したときの水準くらいまで感染者数を抑え込むことができれば、市場にとって追い風となるのではないか」(倉持氏)という。

また、マーケット参加者の間では海外投資家の動きにも関心が集まっており、「きょう(12日)の引け後に公表される海外投資家の売買動向を見極めたいという投資家も多いようだ」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、クボタ、電通グループなどが決算発表を控えている。また、18日にアクシージア、19日にWACULが東証マザーズに新規上場する予定。

株式マーケットチーム

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