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もみあい、重要イベントと注目企業の決算発表控え模様眺め=今週の東京株式市場

[東京 26日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、もみあいが想定されている。3度目の緊急事態宣言発令など新型コロナウイルス感染拡大が株価の重しとなる中、重要イベントが重なることに加え、注目企業の決算発表が続くことで模様眺めムードが強くなりそうだ。大型連休を控え、投資家の動きも鈍くなるとみられる。

日経平均の予想レンジは、2万8700円─2万9700円。

緊急事態宣言の発令など環境面の不透明感が強くなってきた。さらに、テクニカル面では、日経平均が下値サポートラインだった75日移動平均線を割り込んでチャートの形状が悪化。月末の株安というアノマリーも意識され、目先は上昇相場が期待しにくいとみる関係者が多い。

コロナ禍に関しては、経済正常化の遅れに対する懸念よりも、決算発表に与える影響が不安視されている。「前提として感染拡大は無視できず、企業のガイダンスに影響を及ぼす」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれ、直近でも日本電産が今期は増益見通しながら事前予想を下回る数値を発表。これを受けて株価は下落した。

会見した同社の永守重信会長が「少し保守的に見る必要がある」と述べたこともあり、これから発表する企業も市場予想を下回る見通しを公表する可能性が高い。そのため「好決算を先取りする動きは期待できない」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)という。

決算発表では、26日のキヤノン(12月期)、27日のアドバンテスト 6857.T>、ファナック、28日のソニーグループなどが注目される。

一方、週内には26日─27日の日銀政策決定会合、27─28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、28日のバイデン米大統領の議会演説、29日(日本市場は休場)の米1─3月期国内総生産(GDP)、30日の国内3月鉱工業生産、中国PMIなど重要イベントが目白押しだ。

東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏は「FOMCでテーパリングが議論された場合、株価に大きな影響を及ぼすため、その可能性が低くても見極めたいというのが投資家心理だ。決算発表、重要イベントなど材料が多い上に、大型連休を控えていることから、上下ともに動きにくい状態が続くとみられる」と指摘していた。

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