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来週の日本株は上値追いに慎重、薄商いでも個別物色は活発

 4月30日、来週の東京株式市場は上値追いに慎重な展開が予想されている。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 30日 ロイター] - 来週の東京株式市場は上値追いに慎重な展開が予想されている。大型連休明けで取引日は6、7日の2日間のみとなるなか、模様眺めが広がりやすい。

来週は主力企業の決算がヤマ場を迎えることから、引き続き個別物色が中心の相場展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万8500円─2万9100円。

30日の東京株式市場で、日経平均は反落し241円34銭(0.83%)安となった。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大とワクチン接種の遅れ、3度目の緊急事態宣言の発令などが相場全体の重しとなっており、日経平均は月間で1.25%下落した。

来週は主要企業の決算がヤマ場を迎える。任天堂、三菱商事、花王、オリンパス、日本製鉄、住友商事、丸紅、AGC、日本航空などが企業決算を発表する予定で、市場では業績予想に関心が向いている。

米国株が史上最高値圏での推移となるなか、日本株は国内での新型コロナの感染拡大やワクチン接種の遅れが嫌気され、出遅れ感が強まっている。緊急事態宣言発令中となるなか、新年度は強気の業績予想を出しにくいとみる市場関係者も多い。

一方、楽天証券チーフ・ストラテジストの窪田真之氏は「好悪材料が拮抗し、上にも下にもいけない状況だが、下値は堅い」と分析する。「米国・中国の経済が堅調ななか、両国とビジネスの関係性が高い日本企業の株は大きく売り込めない。結局は米中をはじめとする海外市場が連休中にどう動くかにかかっている」(同)という。

主なスケジュールでは、国内で主要企業の決算を控えているほか、米国ではISM製造業・非製造業景況指数、中国では貿易収支などがそれぞれ公表される。

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