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決算・連休を前に方向感欠く コロナ懸念は重しに=来週の東京株式市場

[東京 16日 ロイター] - 来週の東京市場で日経平均株価は、決算シーズンの本格化や五輪開幕に伴う4連休を前に動意に乏しく、方向感を欠く展開になりそうだ。米国株と新型コロナウイルスの国内感染の動向に引き続き関心が向けられている。デルタ変異株の感染拡大は欧米での動向も警戒されてきており、世界経済の正常化遅延への懸念が強まれば下方圧力が高まり得る。

日経平均の予想レンジは2万7500円―2万8500円。

足元の東京市場は、デルタ株の広がりへの警戒感から上値の重い展開が続いている。東京都が4回目の緊急事態宣言期間に入ったが、デルタ株の登場に加え、五輪の開催期間とも重なっており「従来の宣言時ほどの抑制効果は見込みにくいのではないか」(国内証券)といった警戒感は根強い。

3月期決算企業の決算発表シーズンに入り、この週は20日にディスコ、21日に日本電産の発表が予定されているが、相場の織り込みが本格化するのは翌週以降とみられている。

22日は「海の日」、東京オリンピックの開会式が開催される23日は「スポーツの日(旧体育の日)」となり、来週は4連休を前にした相場でもある。決算本格化に備えて投資家のポジション整理が進みそうだが「特段の材料がなければ、それ以外に積極的な売買は見込みにくい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)とされる。

国内では20日に6月全国消費者物価指数(CPI)、21日に貿易収支の発表があるが、相場の方向感を決めるような材料になるとはみられていない。

連休期間中も海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会や米国でツイッターやインテルなど企業決算の発表が予定されている。デルタ株は欧米での広がりにも目が向けられており、国内感染状況の連休中の動きも余談を許さない。

連休前には、いったんポジションを手仕舞う動きが優勢になるとの見方もあり、薄商いの中では下押しにつながりそうだ。ただ、好調な企業業績への思惑もあって2万8000円以下の水準では割安感が台頭しやすく、下げたとしても過度な深まりは想定されていない。

※経済指標予測[JP/FOR]

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(株式マーケットチーム)

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