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スピード調整、飛び石連休に重要イベント 手掛けにくさも=来週の東京株式市場

[東京 17日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、上昇ピッチの速さを受け利益確定の売りが上値を抑えるスピード調整が想定されている。高値警戒感や過熱感から一段の買い進みに慎重な一方、相場の先高観も根強い。短期的な調整があっても押し目買いが支えになり、一進一退になりそうだ。飛び石連休の合間に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるため、手掛けにくさも意識されている。

来週の東京株式市場は、上昇ピッチの速さを受け利益確定の売りが上値を抑えるスピード調整が想定されている。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日経平均の予想レンジは3万円─3万0700円。

日経平均と東証株価指数(TOPIX)はともに31年ぶりの高値圏にある。高値警戒感に加え、急ピッチな上昇による相場の過熱感もある。市場では「週前半ぐらいまではスピード調整が続きそう」(国内証券)との見方が多い。

一方、新型コロナウイルス禍からの国内経済の正常化や、国内政治の変化、堅調な企業業績への期待を背景として、相場の先高観も根強い。海外勢による日本株の見直し買いがまだ本格化していないとの思惑もあり「調整する場合でも、下値では押し目買いが支えになる」(野村証券の澤田麻希ストラテジスト)と見込まれている。

自民党総裁選を巡っては、公開討論会が予定され、候補者の発言が材料視され得る。ただ、現時点の発言は党内向けのアピールの側面が強いとみられ額面通りには受け止めにくく、短期的なトレードとなる可能性もある。このほか22日には、日銀の金融政策決定会合の結果発表と黒田東彦日銀総裁の記者会見がある。

東京市場は飛び石連休で営業日は3日と少ない。23日が休場のため、21─22日開催のFOMCの結果を踏まえた売買は24日以降となる。週の前半は、リスクを抑制するための手仕舞い売りが重しになるとの見方もある。

FOMCは無難に通過するとの予想は多い。すでに市場では、連邦準備理事会(FRB)による年内のテーパリング開始の予想を概ね織り込み済みの上、雇用など足元の経済状況から9月FOMCでテーパリングが決定されるとの思惑は後退している。焦点は、メンバーの金利・経済見通し発表を受けた相場の反応となりそうだ。

中国では、2兆元(3050億ドル)近い負債を抱える不動産開発大手の中国恒大集団が過剰債務と資金繰り不安に揺れている。足元では先行き不透明感から、上海株や香港株の地合いが弱い。投資先に中国企業を含むソフトバンクグループなど値がさ株に影響しないか、目配りが必要になる。

※経済指標予測[JP/FOR]

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