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再送-環境改善期待で底堅い、経済対策の評価次第で3万円回復も=今週の東京株式市場

(欧州のロックダウンについての記述を追加しました)

[東京 22日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、良好な企業業績や経済正常化への期待感を支えに底堅い地合いが見込まれている。欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)は投資家心理の重しとなりそうだが、政府の経済対策が海外勢に好感されれば、日経平均は3万円の回復もあり得るとの見方も出ている。

日経平均の予想レンジは2万9500円―3万0100円

企業決算シーズンを通過し目先の手掛かりを欠くが、決算では総じて良好な業績が確認されたとの見方が相場の支えになっている。国内での新型コロナ感染は落ち着いており「徐々に経済回復への期待が高まるのではないか」(SBI証券の鈴木英之投資調査部長)という。

政府の経済対策を巡っては、持続的な成長力への期待感を高めるような施策に乏しいとの指摘がある一方、コロナ禍でダメージを受けた経済の下支えになるとの見方も多い。「内容を精査した海外投資家が買いに動けば、(日経平均は)3万円回復もあり得る」(国内証券)との声もある。

GoTo関連施策による個別業績へのプラス効果も期待されており「内需系の銘柄が買われるようなら、ムードは良くなる」(東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)という。

日本は23日、米国は25日がそれぞれ休場になる。市場参加者の減少で「先物主導で仕掛け的に振れが大きくなる可能性がある」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)とみられる。

週半ばには米国でイベントが集中する。24日に、10月PCEコア・デフレーターなどの経済指標のほか、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2─3日開催分)が発表される。米国でのインフレ加速への警戒感は根強く、米連邦準備理事会(FRB)の姿勢変化のヒントになるかがポイントになる。

インフレの米消費への影響が懸念される中、週末には年末商戦が本格化するブラックフライデーを迎える。10月の米小売売上高は前月比1.7%増で3カ月連続増と力強さを見せており、株式市場は「アップサイドをみていていいのではないか」(東海東京の仙石氏)との声が聞かれる。

一方、供給制約による品不足で「機会ロスが生じるリスクにも注意が必要」(SBI証券の鈴木氏)という。12月上旬に先送りされた米債務上限問題への懸念が再燃するリスクも意識され始めている。心理的節目では戻り売り圧力が継続するとみられ「目先は、3万円からさらに上は想定しにくい」(みずほの三浦氏)との声もある。

また、欧州ではコロナ感染再拡大でオーストリアなどでロックダウンが再導入されており、今後の動向が警戒されている。

※経済指標予測[JP/FOR]

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