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来週の日本株は神経質な展開、米国政治など横目に反転リスクを意識
2017年8月25日 / 07:06 / 3ヶ月後

来週の日本株は神経質な展開、米国政治など横目に反転リスクを意識

[東京 25日 ロイター] - 来週の東京株式市場は神経質な展開が見込まれている。米国の政治問題や北朝鮮情勢など不透明要因が多いものの、外部環境への過度な懸念が後退すれば、ショートカバーで戻りを試す余地がある。調整局面ではバリュエーション面での割安感や、良好なファンダメンタルズが下支えとなる見通し。週後半は米雇用統計の公表を前に様子見姿勢が広がりやすい。

 8月25日、来週の東京株式市場は神経質な展開が見込まれている。米国の政治問題や北朝鮮情勢など不透明要因が多いものの、外部環境への過度な懸念が後退すれば、ショートカバーで戻りを試す余地がある。写真は東京証券取引所で昨年2月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

日経平均の予想レンジは1万9300円─1万9800円。

ジャクソンホール会議ではイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長ら中銀トップの講演が予定されているが、金融政策に関する目新しい材料は出ないとの見方が優勢だ。9月中のFRBのバランスシート縮小については「ほぼ織り込み済み」(国内投信)との声が出る中、市場は今後の米利上げペースを見極めようとしている。

フィリップ証券リサーチ部長の庵原浩樹氏は「FRBの金融政策へのハンドリングに対する期待は高い。金融正常化に進みつつ緩和状態を維持するバランスをとるはず。米国株も良好な企業業績を背景に割高なPER(株価収益率)を許容する流れが続くだろう」と読む。

米国政治や米朝関係は先読みが難しい。短期的には積極的に買い上がりにくい地合いにもある。ただ「米朝関係は両国から様々な発言が飛び交うとしても、実態として何も変わらない状況が続くだろう。直近の調整は閑散相場の中で仕掛け的に崩された面もある」(ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄シニアファンドマネージャー)との見方もある。

日経平均は24日に約4カ月ぶりの安値水準を付けたが、200日移動平均線(1万9297円44銭=25日終値)の手前で下げ渋る動きとなっている。日本経済新聞社が算出する指数の予想PERは13倍台後半まで低下しており、割安感を指摘する声も多い。

東証の空売り比率は直近で40%を超える高水準な日が続いたが、この間、売買代金は低調。ジャクソンホール会議後の米国株が堅調に推移すれば、売り崩しに動いた短期筋が買い戻しを迫られ、踏み上げ的に指数が強含む展開も見込まれる。

ニッセイ基礎研究所・チーフ株式ストラテジストの井出真吾氏は「株式市場にとって良好なファンダメンタルズが一番の支えとなっている。例年9月相場はパフォーマンスが悪いと言われるが、今年は政治問題で大きく振れた特異な年。過去の経験則は当てはまらない可能性がある」と指摘する。

株式マーケットチーム

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