June 1, 2018 / 7:20 AM / 7 months ago

来週の日本株は神経質な展開続く、政治材料に一喜一憂

 6月1日、来週の東京株式市場は、神経質な展開が続くと予想されている。写真は東京証券取引所で2014年12月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な展開が続くと予想されている。貿易戦争の懸念や米朝首脳会談の実現に向けた不透明感など複数の政治リスクがくすぶっており、関連材料が出れば一喜一憂することになりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1800─2万2600円。

みずほ証券・投資情報部部長の倉持靖彦氏は、ファンダメンタルズ面で特に大きな問題は見あたらないものの、政治リスクが相場の頭を押さえやすいとみている。「政治は先が読みにくい上、報道を受けて短期的に仕掛ける向きもあり、神経質な相場になりそうだ」と指摘している。

米国が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していた欧州連合(EU)やカナダ、メキシコに対し、追加関税を6月1日から発動すると発表したのに対し、EUなどは報復関税の構えをみせており、貿易戦争の懸念が高まっている。

米中通商協議では「現実的な落とし所を探るはず」(国内投信)との声も根強いが、決着までは予断を許さない。米政府は6月15日までに25%の関税措置の対象となる約500億ドル相当の中国からの輸入品リストを公表する意向を5月29日に示しており、2─4日にはロス米商務長官が訪中する。

5日には米国の複数の州で予備選挙が実施される。有権者受けを狙ったトランプ米大統領の保護主義的な見解が伝わるかどうかが警戒されている。

米朝首脳会談は、12日開催の方向で両国間の調整が進んでいる。北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長の訪米では、双方が前向きな姿勢をみせたが、こちらも会談が実現して結果が確認されるまでは、あく抜けできないという。

8─9日にG7首脳会議(カナダ・シャルルボワ)が開かれる。貿易摩擦の緩和や北朝鮮への対応などが話し合われるとみられ、開催期間中の要人発言に関心が寄せられる。先立つ7日には、安倍晋三首相とトランプ米大統領が会談をする。

きょう発表の米雇用統計などの指標では、波乱は見込まれていない。市場予想から大きくかい離しなければ、影響は限られそうだ。

株式マーケットチーム

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