October 5, 2018 / 8:43 AM / 2 months ago

来週の東京株式市場は不安定、下値では押し目買いが支えに

 10月5日、来週の東京株式市場は、不安定な展開が予想される。東証で1日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、不安定な展開が予想される。米長期金利の上昇の影響が落ち着くにはやや時間がかかり、相場は振れやすい。ただ、下落した場面では日本株を買い遅れた投資家からの押し目買いが入るとみられ、大崩れは回避されそうだ。

日本では小売業の決算も注目される。

日経平均の予想レンジは2万3300─2万4200円。

日経平均は2日、取引時間中に2万4448円07銭まで上昇。年初来高値を更新したものの、その後は短期的な過熱感が意識され、利益確定売りが優勢となった。5日は前日の米国株が大幅安で、日本が3連休前ということもあり、200円近い下げとなった。

米国株の下げのきっかけとなったのは米10年債利回りの急騰。一時3.2320%と、2011年以来の水準に上昇した。米経済指標の強さを反映したもので、悪い上昇ではないとの見方が多いものの、上昇スピードが速かったことが、米株式市場を揺さぶった格好だ。

「不安定になった米株式市場が落ち着くには時間がかかりそう」(国内証券)といい、来週前半の日本株も戻りが鈍いとの見方が出ていた。一方、「米長期金利の上昇が3.1─3.2%台で一服すれば、米株式の戻りは早い。日本株も深い調整にならないのではないか」(三井住友アセットマネジメントのシニアストラテジスト、市川雅浩氏)との指摘もあった。

日経平均は2万3500円近辺から押し目買いが入るとみられている。「目下の調整はあくまでも、過熱トレンドの揺り戻し。日本株に出遅れ気味だった中長期プレーヤーにとっては、むしろ待望した押し目探しの局面と言い換えられる」(野村証券のクオンツストラテジスト、高田将成氏)という。

日本では小売業、米国では金融セクターの決算発表が始まる。日本の小売業は自然災害の影響を今期全体の見通しにどのように反映するのか注目される。

来週は10月限日経平均先物ミニ・オプションのSQ(特別清算指数)算出が控えている。先物への仕掛け的な売買により現物指数が上下することも警戒される。ほかに経済指標・イベントとしては、11日に米9月消費者物価、11─12日に20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議などがある。

株式マーケットチーム

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