October 21, 2018 / 11:01 PM / a month ago

底打ち機運探る、米金利上昇一服で調整一巡も=今週の東京株式市場

 10月22日、今週の東京株式市場は、底打ちの機運を探る展開が見込まれている。2016年2月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、底打ちの機運を探る展開が見込まれている。サウジアラビアの記者失踪問題など外部環境面では不透明要因が多い。ただ米国による為替条項要求を受けながらも円高が回避されていることや、米金利の上昇一服はポジティブな材料。高バリュエーションのグロース株の調整が一巡すれば、市場の動揺は和らぎそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2000円─2万3000円。

再び大幅な下落を余儀なくされた日本株だが、19日の日経平均は下落幅が一時400円を超えた後、急速に下げ幅を縮小するなど、底堅さをみせた。日経平均ボラティリティー指数.JNIVは2月の「VIXショック」時と比べ現時点ではまだ低水準。為替条項の要求が出ても、外為市場でドル/円JPY=は112円台と極端な円高はみられず、日本株を下支えしている。

19日に発表された中国7─9月期国内総生産(GDP)は前年同期比6.5%増。市場予想を下回り、世界的な金融危機後で最も低い伸びとなった。ただ中国当局が景気支援方針を打ち出したことを背景にリスク回避ムードは抑えられ、上海株は上昇した。

「中国経済は今が一番悪い時期。追加関税の影響は懸念されるが、景気刺激策を打ち始めている。来年にかけてはその効果が出てくるとみられ、中長期的には買い場だろう」(岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏)との声も出ている。

サウジと米国の関係性悪化への懸念や、直近のイタリア国債利回りの急拡大など、火種を抱えた状況には変わりなく、神経質な相場が続くとみられているが、米企業の決算発表については「出だしとしては悪くない」(大手証券)との見方もある。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表後、株式市場では米金利の上昇懸念が広がったが、米10年債利回り自体は月初にみられたような急上昇には至っていない。

しんきんアセットマネジメント投信・運用部長の藤原直樹氏は「米金利の上昇は良好な米景気を前提にしたもの。悪い金利上昇ではなく春先とは状況が異なる。(米国株の)バリュエーション調整後の警戒感は残るが、米金利が落ち着けば株式市場に資金が戻ってくる」と指摘。日本株の戻りも期待できるという。もっとも、高値圏では戻り売りが出るとみている。

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