April 7, 2019 / 10:59 PM / 5 months ago

振れやすい、米国株高の持続性が鍵=今週の東京株式市場

 4月8日、今週の東京株式市場は、上下に振れやすい相場展開が予想される。2月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 8日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、上下に振れやすい相場展開が予想される。鍵を握るのは米国株高の持続性だ。米中通商協議の進展や中国景気底入れ期待などを背景に、ダウ工業株30種DJI>は最高値も視野に入っている。一方で高値警戒感は日々強くなっている。日程面で特段の懸念材料はないが、米国株が自律的な調整に入れば日本株への影響も大きい。企業決算では11日の安川電機(6506.T)が注目されている。

日経平均の予想レンジは2万1300円―2万2200円。

米中通商合意への期待感から日経平均も底堅く推移しているが、3月4日に付けた年初来高値(2万1860円39銭)の手前で上値が重くなっている。トランプ米大統領は4日、中国との通商合意がかなり近づいており、4週間以内に発表する可能性があると述べた。一方で、懸案事項が解決されなければ中国に米国との貿易を継続させるのは難しいと警告した。

市場では「米中交渉に関するもう少し確度の高い情報が得られれば、日本株も良好な地合いを持続するだろう。だが、米国株には高値警戒感も出ている。目先は米国株の動向に左右されやすくなる」(みずほ総研市場調査部長の武内浩二氏)という。

英国の欧州連合(EU)離脱期限の再延期問題がくすぶるものの、大きなリスクにはならないとの見方が多い。5日発表された3月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回ったが、米連邦準備理事会(FRB)のハト派姿勢は確認済みであり、「投資家の関心は製造業系の指標に移っている」(国内証券)。国内では10日の2月機械受注、3月工作機械受注(速報)、海外では8日の2月米製造業受注、12日の3月中国貿易統計などが注目される。中国の景気底入れ期待が高まれば日本株の追い風になる。

企業決算では8日に高島屋(8233.T)、10日にユニー・ファミリーマートホールディングス(8028.T)、11日はファーストリテイリング(9983.T)と小売業の2・8月期決算がピークを迎えるが、市場が注目しているのは11日の安川電機だ。同社の足元の状況や見通しが景気敏感株全般にも影響を与える可能性がある。

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