August 9, 2019 / 7:08 AM / 13 days ago

来週の日本株は薄商いの中もみあい、ドル円相場次第で乱高下も

 8月9日、来週の東京株式市場は、薄商いの中で、もみあい商状となる見通し。引き続き米中摩擦や円高が警戒され、旧盆休み中の薄商いで上下に値が振れやすいが、懸念材料を払拭するだけの材料が飛び出しそうなスケジュールも予定されていない。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 9日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、薄商いの中で、もみあい商状となる見通し。引き続き米中摩擦や円高が警戒され、旧盆休み中の薄商いで上下に値が振れやすいが、懸念材料を払拭するだけの材料が飛び出しそうなスケジュールも予定されていない。3月期企業の第1四半期決算が出そろうことから、好業績銘柄を個別に物色する動きが続きそうだ。

日経平均の予想レンジは、2万0200円─2万1000円

米国の対中追加関税第4弾の発動が警戒されるなか、世界的に強まったリスク回避の動きも一服。日経平均はチャート上で目先底打ちを確認する格好となった。しかし、市場では「直近の戻りは自律反発に過ぎない。米中対立、円高ともに、不安を解消する決め手となる材料が見当たらず、引き続き警戒感が残る」(国内証券)との声も根強い。

スケジュール的には、13日に米消費者物価指数、14日に中国鉱工業生産指数、国内で機械受注と、それぞれ指標の発表が予定されているものの、株価に大きな影響を及ぼすとみる関係者は少ない。

「9月1日の対中制裁実施、それをにらんでの米利下げ期待と、現状のリスクオフを回避するだけのイベント、材料は見当たらない。そうした中で、円高が進んだ場合、株価も急落して日経平均が再び2万円の攻防となる可能性もある」とみずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏はみている。

一方、需給面では、国内は旧盆休みとなり、ただでさえ見送りムードが強い市場参加者が一段と減り、薄商いになりやすい。そのため「為替相場でドル/円が上下に動いた場合、株式市場は売り買いとも板が薄くなりやすいため、マーケット関係者のコンセンサス以上に、極端な値の振れ方する乱高下にならないとも限らない」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)という。

ただ、直近の大きく株価が下がった局面でも、決算発表で好実態が明らかになった銘柄の中に逆行高した銘柄もあったことから、「決算発表が一巡したここから、地合いが落ち着いた局面では好決算銘柄を買い直す動きが活発化しそうだ」(別の国内証券)との指摘もあった。

株式マーケットチーム

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