April 24, 2020 / 8:40 AM / a month ago

下値模索か、GW前で手仕舞い売り=来週の東京株式市場

 4月24日、来週の東京株式市場は下値を模索する展開が予想されている。写真は東京証券取引所で2018年2月に撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - 来週の東京株式市場は下値を模索する展開が予想されている。ゴールデンウィーク(GW)休暇を控えていることもあり、大口取引は手控えられ、薄商いとなる可能性が高い。日銀政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、企業決算など重要イベントが目白押しとなっているものの、東京株式市場では手仕舞い売り圧力が優勢となるという。新型コロナウイルスへの警戒感も引き続き強く、日経平均は1万9000円割れが視野に入るとの見方が多い。

日経平均の予想レンジは1万8500━1万9600円。

来週の日銀政策決定会合では、追加の金融緩和策が決定されると予想されている。一部では、現在年80兆円としている国債購入額のめどを撤廃し、必要な量を制限なく買えるようにする方向で、コマーシャルペーパー(CP)や社債については購入上限額を倍増する見込みと報じられている。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「日銀の追加金融緩和策は、流動性・資金繰り支援を目的としているため、株に与える影響はほとんどない」と指摘する。「どちらかというと、米国の経済指標、原油価格、新型コロナのワクチンにまつわるニュースなどの材料が株価に影響を与えるだろう」という。

国内では主要企業の決算発表が本格化し、新型コロナの感染拡大による企業収益への影響が引き続き懸念材料となっている。ファナック(6954.T)、アドバンテスト(6857.T)は24日に連結決算を発表したものの、新型コロナウイルスの影響による世界経済の先行きは予想しにくく、両社ともに通期予想の開示を見送った。

三井住友DSアセットマネジメントのシニアストラテジスト、市川雅浩氏は「決算発表が本格化しても、業績予想の見通しを未定とする企業が大半となるだろう。決算後も不透明感が残り、ネガティブ材料としてしか捉えられない可能性がある」と指摘する。

主なスケジュールとしては、日銀政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、米1─3月期GDP、中国4月製造業PMI、米4月ISM製造業景況指数などの経済指標も発表される。国内では富士通 (6702.T)、NEC(6701.T)、ANAホールディングス(9202.T)、日本電産(6594.T)、村田製作所(6981.T)、米国ではキャタピラー、ボーイング、フェイスブック、マイクロソフト、クアルコム、アップル、アマゾンなどがそれぞれ決算を控えている。29日は昭和の日で日本市場は休場となる。

株式マーケットチーム

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