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上値重い展開か、レンジ内で方向感探る=来週の東京株式市場

 来週の東京株式市場は、上値が重い展開が予想されている。写真は都内の株価ボード。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 7日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、上値が重い展開が予想されている。国内企業の4─6月期決算の内容は弱いものが多く、国内外で新型コロナウイルスの感染も拡大している。米中関係の悪化なども懸念され、積極的に買いにくいという。一方、米国株の堅調推移や日銀のETF(上場投資信託)買いは支えになるとみられる。上値の重さと底堅さが意識される中、レンジ内で方向感を探りそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1800円─2万2700円。

国内企業の4─6月期決算は、半導体関連や巣ごもり関連で堅調な結果が見られたものの、全体的に投資家の期待を一段と膨らませる内容とはなっていない。6日に2020年12月期の連結営業損益がゼロになる見通しだと発表した資生堂4911.Tが、7日に8%を超える下落となるなど、厳しい先行きの見通しに株価は素直に反応する動きとなっている。

このところ相場をけん引してきた半導体関連株も上昇は一服の状況。さらに、トランプ米大統領が「TikTok(ティックトック)」を傘下に置く中国のバイトダンス、「ウィーチャット」を運営するテンセントとの取引を45日以内に禁止する大統領令に署名し、米中関係の一段の悪化も懸念される。

一方、下値は限定的とみる向きも多い。米国株が堅調に推移していることや、日銀のETF買いへの期待などもあり、このところ「日経平均の指数自体は割と底堅い動きになっている」(ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)という。

8月は国内外問わず薄商いとなり、売り越しになりやすい季節性ではあるものの、「ここ最近では個人投資家の投資意欲が強い。下落局面では逆張り志向の強い個人投資家が押し目買いに動き、指数的には底堅くなる可能性がある」(東海東京調査センターのシニアエクイティマーケットアナリスト、仙石誠氏)との声も聞かれる。

日本は10日が山の日の祝日で休場。この週は楽天4755.T、ワークマン7564.T、ソフトバンクグループ9984.T、富士フイルムホールディングス4901.T、三菱商事8058.Tなどが決算発表を予定している。

株式マーケットチーム

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