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強含み、3万円回復を意識=今週の東京株式市場

 今週の東京株式市場は、強含みの相場展開が想定されている。写真は都内の株価ボード。2014年1月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 15日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、強含みの相場展開が想定されている。日経平均はじりじりと上値を追い、3万円回復も視野に入っている。ただ、日米ともに主要企業の決算発表が一巡し、決算を材料視した動きは乏しくなるとみられており、国内外のマクロ経済指標や新型コロナウイルスの感染者数の動向をにらみながらの展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万9000―3万円。

今週は、国内では2020年10―12月期GDP(国内総生産)の1次速報値、1月貿易統計が公表されるほか、米国では1月小売売上高、2月製造業PMIなどが公表予定となっている。市場からは「企業決算が一巡し、今週は経済指標の動きをにらみながらの展開になるのではないか。国内外ともに、数字で景気回復をしっかり確認できれば、マーケットの支援材料となるだろう」(みずほ証券のマーケットストラテジスト・倉持靖彦氏)との声が聞かれた。

日経平均は2万9000円台での値固めの動きが続いているが、3万円回復の材料として注目されるのが新型コロナウイルスの新規感染者数の動向だ。「2月末までに、昨年5月に各国が移動制限を緩和したときの水準くらいまで感染者数を抑え込むことができれば、市場にとって追い風となるのではないか」(倉持氏)という。

マーケット参加者の間では海外投資家の動きにも関心が集まっている。2月第1週(2月1─5日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は8563億円の買い越しとなった。「こうした海外投資家の売買動向を見極めたいという投資家も多い」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれ、海外勢の買い越しはポジティブ材料になるのではないかとの見方も出ていた。

また、国内では13日、福島県と宮城県で震度6強の激しい揺れを観測する地震が発生したが、「相場全体への影響は限定的となりそうだ。ただ、工場停止などの情報が新しく入れば、個別で(株価が)動く可能性はあるだろう」(東洋証券・ストラテジスト、大塚竜太氏)という。

主なスケジュールでは、クボタ、電通グループなどが決算発表を控えている。また、18日にアクシージア、19日にWACULが東証マザーズに新規上場する予定。

株式マーケットチーム

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