■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 109.61/63 1.1720/24 128.48/52
NY午後5時 110.07/09 1.1696/98 128.73/77
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の109円後半。米長期金利が3%を下回る水準で推移し、日経平均が下げ幅を一時300円超に拡大する中、ドル/円は上値の重さが意識された。
<株式市場>
日経平均 22437.01円 (252.73円安)
安値─高値 22366.60円─22644.69円
東証出来高 15億3924万株
東証売買代金 2兆6059億円
東京株式市場で日経平均は3日続落した。米商務省が自動車や関連部品の輸入が自国の産業を侵害し、安全保障を脅かしたかどうかを調査すると発表したことで、自動車株や自動車部品株に売り注文が集まった。1ドル109円台まで円高に振れた為替も重しとなり、先物主導で下げが加速。下落幅は一時300円を超えた。トランプ米大統領の言動で相場が振れる「トランプ・リスク」が意識され、押し目買いは限定的だった。
東証1部騰落数は、値上がり445銘柄に対し、値下がりが1568銘柄、変わらずが70銘柄だった。
<短期金融市場> 17時21分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.070%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.905 (変わらず)
安値─高値 99.905─99.910
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.070%になった。積み期前半で資金調達意欲が弱く、マイナス0.055─マイナス0.086%を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<円債市場>
国債先物・18年6月限 150.83 (-0.02)
安値─高値 150.83─150.91
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.040% (変わらず)
安値─高値 0.045─0.040%
国債先物中心限月6月限は前日比2銭安の150円83銭と小反落で引けた。前日の米債高を受けて短期筋からの買いが先行。日経平均株価が一時前日比300円を超す値下がりとなるなど株安も買い戻しを誘い、国債先物は一時150円91銭と5月7日以来の水準に上昇した。流動性供給入札(対象:残存5年超15.5年以下)は無難な結果だったが、先物は上値を買い進む動きは見られず、引けにかけて軟化した。
現物市場は取引に盛り上がりを欠く展開。日経平均株価の下落を受けて、利回りが確保されている超長期ゾーンを中心に小口の買いが入った。ただ、引けには中長期ゾーンに売りを観測。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.040%。
日銀の桜井真審議委員は講演後の記者会見で、金融緩和のマイナス効果がはっきりすれば政策を変える必要があるとの認識を示したが、相場への影響は限られた。
<スワップ市場> 16時30分現在の気配
2年物 0.10─0.00
3年物 0.12─0.02
4年物 0.14─0.04
5年物 0.16─0.06
7年物 0.22─0.12
10年物 0.32─0.22