■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 109.93/95 1.1857/61 130.36/40
NY午後5時 109.74/75 1.1850/51 130.04/08
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の109円後半。ドルは仲値にかけて109.93円まで強含んだが、その後は上げ一服。しかし、夕刻に入って再び上昇に転じ、一時心理的な節目となる110円を抜けた。
<株式市場>
日経平均 22497.18円 (88.30円高)
安値─高値 22418.75円─22530.64円
東証出来高 15億4244万株
東証売買代金 2兆6308億円
東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高と円安基調の継続を背景に買いが先行。トヨタ(7203.T)、三菱自(7211.T)など好業績株の上昇も支えになり、一時121円高となった。だが、節目の2万2500円を超えると戻り待ちの売り圧力が強く、後場は狭いレンジでもみあう展開だった。イラン情勢や原油価格の動向など外部環境の不透明感も意識され、海外投資家の買いが鈍ったとみられている。
東証1部騰落数は、値上がり991銘柄に対し、値下がりが989銘柄、変わらずが103銘柄だった。
<短期金融市場> 17時11分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.042%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.900 (-0.005)
安値─高値 99.900─99.910
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.042%になった。準備預金の積み期終盤で、しっかりした資金調達意欲が示された。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.060%とマイナス幅を縮小。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.097%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<円債市場>
国債先物・18年6月限 150.80 (-0.01)
安値─高値 150.75─150.81
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.045% (変わらず)
安値─高値 0.050─0.050%
長期国債先物は小幅続落で引けた。前日の海外市場で、原油高からインフレ加速への警戒感が浮上。米10年債利回りが再び3%の大台を付けたことを受け、売りが先行した。売り一巡後は方向感が出ず、狭いレンジでの取引になった。
現物債は広いゾーンで金利に上昇圧力がかかった。超長期ゾーンは15日の30年債入札が意識され始めており、業者の持ち高調整が見られた。中長期ゾーンも先物安を反映して軟化。10年物価連動国債入札は事前予想対比で強めの結果になった。2月入札と比較すると、物価連動債を取り巻く環境が改善しており、買いづらさがなかったことで、ある程度の需要を集めた。
財務省が10日発表した4月の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、居住者が外債(中長期債)を1兆6127億円買い越した。「米国債利回りが上昇基調となる中、生保が新年度に入り、年度間計画を意識して早めに収益確保に動いたようだ」(国内金融機関)とみられている。
<スワップ市場> 17時10分現在の気配
2年物 0.10─0.00
3年物 0.12─0.02
4年物 0.14─0.04
5年物 0.16─0.06
7年物 0.21─0.11
10年物 0.31─0.21