■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 110.68/70 1.1726/30 129.80/84
NY午後5時 110.97/98 1.1728/29 130.14/18
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の110円後半。アジア株が全般にさえないなか、来週30、31日に開催される日銀の金融政策決定会合を巡って緩和政策の修正観測が出ていることや、日本国債の10年長期債利回りが1年ぶりに0.1%まで上昇したことなどが、円の買い戻しを誘った。
<株式市場>
日経平均 22586.87円 (27.38円安)
安値─高値 22549.77円─22717.15円
東証出来高 12億5281万株
東証売買代金 2兆3957億円
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに小反落。指数寄与度が高い銘柄が軒並み下落したほか、エーザイ(4523.T)の急落が日経平均を押し下げた。本格化した決算発表を見極めたい向きも多く、全体的に動きにくいとの声も出ていた。
東証1部騰落数は、値上がり1733銘柄に対し、値下がりが309銘柄、変わらずが61銘柄だった。
<短期金融市場> 17時10分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.070%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.910 (-0.005)
安値─高値 99.905─99.910
3カ月物TB -0.158 (+0.001)
安値─高値 -0.158─-0.158
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.070%になった。取引金利水準は前日と大きく変わっていない。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.163%とマイナス幅を縮小した。ユーロ円TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.091%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物・18年9月限 150.61 (-0.17)
安値─高値 150.51─150.65
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.085% (+0.020)
安値─高値 0.100─0.085%
長期国債先物は反落して引けた。前日の米債安や日銀の金融政策に対する思惑から売りが優勢になった。現物債市場でもポジションを調整する動きで金利に上昇圧力がかかり、イールドカーブはベア・スティープ化した。終盤にかけては押し目買いが入った。2年利付国債の入札は低調な結果になった。相場の地合いが悪化する中、様子見となった市場参加者が増えた。
長期国債先物中心限月9月限の大引けは、前営業日比17銭安の150円61銭。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.085%。一時昨年7月7日以来の高水準となる0.100%を付けたことで一部に指し値オペへの警戒感が浮上したが、通告はされなかった
<スワップ市場> 16時20分現在の気配
2年物 0.09─-0.00
3年物 0.11─0.01
4年物 0.13─0.03
5年物 0.15─0.05
7年物 0.23─0.13
10年物 0.35─0.25