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09年度の米財政赤字、過去最大の124兆円に

 10月7日、2009年度の米財政赤字、過去最大の124兆円の見通し。写真はホワイトハウス。昨年10月撮影(2009年 ロイター/Larry Downing)

 [ワシントン 7日 ロイター] 米議会予算局(CBO)が7日発表した2009年会計年度(9月30日終了)の最終財政見通しによると、米国の財政赤字は過去最大の1兆4000億ドルに達すると見込まれている。

 これは09年度の国内総生産(GDP)比9.9%に相当する。08年度の財政赤字は4590億ドルだった。

 ただ、CBOは8月時点で赤字幅を1兆5800億ドルと見込んでおり、従来予想からは赤字幅が縮小した。これについてCBOは、経済状況の急激な変化によるものではなく、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNM.Pおよび連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FRE.Pの救済コストに計算上の差異があったため、と説明している。

 09年度の歳入は前年比16.6%減の2兆1000億ドル。リセッション(景気後退)による税収の落ち込みが響いた。

 一方、歳出は前年比17.8%増の3兆5000億ドル。内訳では、不良資産救済プログラム(TARP)関連費用が1540億ドル、ファニーメイ・フレディマックの救済コストが910億ドル、大型景気対策が1000億ドルで、上位を占めている。

 景気対策費用を除いたベースで、失業手当費用は前年から2倍以上となる1200億ドルとなった。

 一方、唯一の明るい材料としては、政府の債務に対する利払いが1990億ドルと、低金利の恩恵を受けて23%減少した。

 財務省は正式な財政収支を10月中に発表する見通し。

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