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Jフロントの09年3―8月は53%営業減益、経費削減も追い付かず

 [東京 13日 ロイター] J.フロント リテイリング3086.Tは13日、2009年3―8月の営業利益が前年同期比53.9%減の67億円になったと発表した。消費の冷え込みにより売上高が前年同期比13%減となり、経費構造の見直しにより販売管理費を同9%削減したもののカバーできなかった。

 通期予想に対する進ちょく率は45.8%。前年同期の通期実績に対する割合は52.1%だった。

 奥田務社長は会見で「長い百貨店生活の中で、これだけ厳しいのは初めて」と上半期を振り返り、「こうした状況は、1―2年続く」と厳しい認識を示した。消費者の購買行動やライフスタイルが変化しており、仮に景気が回復しても、トンネルに入る前と同様の状況に戻ることは考え難いという。

 下期(9―2月期)は、リーマンショックから1年が経過したことで、反動により売り上げ減少幅の縮小が期待される。ただ、ボーナスを中心とした所得環境の厳しさ、雇用環境の悪化、社会保障などの将来不安という、消費を冷え込ませている要素に大きな変化はなく「決して楽観できる状況にはない」(奥田社長)とみている。

 2010年2月期の営業利益予想は前年比47.7%減の147億円で据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト7人の予測平均値145億円と同水準になっている。同社は、9月25日に営業利益予想を120億円から147億円に上方修正している。売上高は9870億円(前年比10.0%減)となるが、経費の削減が寄与しているという。

 店舗閉鎖などのリストラ計画については「希望退職や店舗閉鎖は、今のところ考えていない」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子)

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