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米シティの第3四半期、赤字幅が予想下回る

 *1株当たり純損失は0.27ドル、市場予想は0.38ドルの損失。

 15日、米シティグループの第3・四半期決算は、株主に帰属する純損失が32億ドル(1株当たり0.27ドル)となった。写真は8月、ニューヨークで撮影(2009年 ロイター /Lucas Jackson)

 *クレジット損失は80億ドル。

 *証券・銀行部門の収入は33%減少。

 *総資産は第2・四半期から2%増加し1兆8900億ドル。

 *株価は午前の取引で一時5%下落。

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 米シティグループC.Nが15日発表した第3・四半期決算は、クレジット損失が80億ドルとなったことが響き、株主に帰属する純損失が32億ドル(1株当たり0.27ドル)となった。

 アナリスト予想平均は1株当たり損益が0.38ドルの赤字。

 前年同期は29億ドル(1株当たり0.61ドル)の赤字だった。

 優先株の普通株転換に絡む費用31億ドルと優先株配当を除いたベースでは、純損益が1億0100万ドルの黒字となった。前年同期は28億ドルの純損失を計上していた。

 赤字幅は予想を下回ったものの、持続的な収益力の回復を疑問視する見方が強まり、シティ株は午前の取引で一時5%安となった。

 ソラリス・アセット・マネジメントのティム・グリスキー最高投資責任者(CEO)は「一見したところ(シティの決算は)特に明るいものではない。収入と損益は予想よりも良かったが、80億ドルのクレジット損失は経済状況が弱いことをあらためて認識させた」と語った。

 純収入は25%増加し203億9000万ドル、総資産は前四半期から2%増加し1兆8900億ドルとなった。

 証券・銀行部門の収入は33%減少し48億9300万ドル。JPモルガン・チェースJPM.Nやゴールドマン・サックス・グループGS.Nは投資銀行部門で大幅な伸びを示している。

 シティは、不良資産救済プログラム(TARP)から450億ドルの公的資金注入や優先株の普通株転換を含め、米政府から3度にわたる支援を受けた。

 ジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は電話会見で、公的資金の返済を開始する能力はあり、問題は時期だけだと述べる一方、具体的な時期について発言することは控えた。

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