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需要脆弱、補助金打ち切りによる二番底と円高を懸念=日産

 10月21日、日産自動車の志賀COOは、自動車需要が二番底に落ち込む可能性や、対ドルでの円高傾向による国内競争力の低下に危機感を表明。昨年1月撮影(2009年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 21日 ロイター] 日産自動車7201.Tの志賀俊之最高執行責任者(COO)は21日、現在の世界的な自動車市場の回復は、「各国支援策に支えられたフラジャイル(脆弱)なもの」と語り、支援策が打ち切られることで自動車需要が二番底に落ち込む可能性や、対ドルでの円高傾向による国内競争力の低下に危機感を表明した。

 千葉市幕張で開催中の東京モーターショーの会場で、ロイターなど複数メディアの取材に応じた。

 志賀COOは国内のエコカー減税を初めとした各国の支援策や例外的に堅調な中国市場に支えられ9月の世界生産が前年同月比でプラス水準に浮上したが、「(需要を各国の)政府に作ってもらっている状態」と指摘。09年4―6月期に黒字化した日産の経営についても、「コストを下げることでキャッシュ(現金)を作り出している。非常に慎重な経営姿勢を要求されている」と述べた。

 1ドル90円前後の昨今の為替水準についても、「これが続けば間違いなく輸出は減少する。(新車購入補助金やエコカー減税などの)補助がなくなれば日本の内需も減り国内生産が相当落ち込む」との懸念を表明した。

(ロイターニュース 竹本 能文記者)

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