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中国の2010年インフレ率は5%突破も=政府研究員

 10月22日、中国国務院発展研究センターのシニアエコノミストは、インフレ率が2010年には5%に達する可能性があると指摘。写真は北京の市場で代金を支払う男性(2009年 ロイター/David Gray)

 [北京 22日 ロイター] 中国政府直属のシンクタンク、国務院発展研究センターのシニアエコノミスト、Liu Shijin氏は22日、インフレ率が2010年には5%に達する可能性があり、経済に取り大きな課題となるとの見方を示した。

 同氏は「CPIを3%以下に抑えようとすれば、かなりの圧力がある。(CPIが)5%を突破する可能性を排除できない」と述べた。

 2009年に10兆元に達する可能性のある融資の急増で流動性は膨れ上がっており、世界的な商品価格の上昇とともに物価を押し上げると指摘。

 中国のマクロ経済政策は来年、成長と物価の両方の安定を維持するためにバランスを取る必要があると述べた。その上で「最悪期は終わったが、最も複雑な時期が待っている」との見方を示した。

 2009年通年の国内総生産(GDP)伸び率は9%を上回る可能性があり、景気が2番底に陥る可能性は低いとの見方を示した。

 22日に発表された第3・四半期のGDP伸び率は前年比8.9%を記録した。

 「今年の初め、景気見通しははっきりしておらず、2番底の懸念があったが、こうした懸念は払しょくされた」と述べた。

 民間部門の投資と個人消費に明るい兆しがみられ、不動産および自動車部門が特に好調と指摘した。

 ただ、民間部門投資と輸出が予想ほど堅調にならない場合、2010年の下半期にスタグフレーションに陥る可能性があるとの見方を示した。

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