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英経済の回復、ペース遅く道は険しい=バーカー中銀政策委員

 10月23日、イングランド銀行金融政策委員会のバーカー委員は、英国経済の回復はペースが遅く平坦な道のりではないとの見解を明かした。写真は昨年6月に撮影したテレビ映像より(2009年 ロイター/Parbul via REUTERS)

 [ロンドン 23日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のバーカー委員は、企業の信頼感は驚くほど強いとする一方で、英国経済の回復はペースが遅く平坦な道のりではないとの見解を明らかにした。

 ビジネス7が21日に実施したインタビューの内容を23日明らかにした。

 同議員はまた、英中銀の量的緩和政策は中小企業向け与信の改善につながっていないとの見方を示した。ただ、これは政策目的ではないとし、銀行が財務状況を改善する必要があると指摘した。

 「現在のところ企業の信頼感は驚くほど強い。しかしこうした明るい兆しの前には大きな暗雲が立ち込めている」と語った。

 「短期的に失業は予想していた水準まで達しなかったが、われわれは依然として一定の懸念を抱いている。回復のペースは極めて緩やかとなる可能性があるためだ。回復の道のりは非常に険しいかもしれない」と語った。

 また「誰もが同意すると思うが、バランスシートの強化に銀行は焦点を当てるべきだ」と述べ、銀行は公的資金を返済する上で重大な課題に直面していると指摘した。

 英中銀が実施した量的緩和政策の効果については「導入した当初は中小企業向け与信に効果を及ぼすと考えられていたが、実現していない。われわれは(効果があるとは)一度も考えたことはなかった。直ちに効果があるとはまったく考えていなかった」と述べた。

 その上で、量的緩和政策は金利低下につながり、住宅市場を支援したとの見方を示した。

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