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米下院民主党、一本化した医療保険改革法案を発表へ

 10月28日、米下院民主党が一本化した医療保険改革法案を発表へ。写真はニューヨークで医療保険改革を求めて座り込みをする人たち。15日撮影(2009年 ロイター/Natalie Behring)

 [ワシントン 28日 ロイター] 米下院民主党は28日、医療保険改革法案について、政府運営の公的保険プランを含め、個人の加入を義務付けるほか、富裕層を対象に追加増税などを盛り込むなどの作業を完了した。

 下院では関連3法案をまとめる作業が数週間に及ぶ非公開協議で行われてきたが、下院民主党指導部は29日に一本化した法案を公表し、下院本会議審議のため早ければ来週にも提出される予定。

 民主党によると、法案には、医療機関との交渉で決まる払い戻し率を利用する政府運営の公的保険のオプションが含まれている。民間の保険会社と競合するために、より大胆な法案を模索していたペロシ下院議長ら下院民主党にとっては後退した案となった。高齢者・障害者向け公的医療保険(メディケア)に適用されている、低い固定払い戻し率での政府運営プラン導入に関する法案は、可決に必要な218の賛成票を確保できなかった。

 上院で準備されている医療保険改革法案にも、医療機関との交渉による払い戻し率に基づく公的保険オプションが含まれているが、下院案とは違い、州は参加を見送ることができる。

 下院の医療保険改革法案はまた、保険加入を容易にする保険取引所の設立のほか、収入が50万ドル以上の個人や合算収入が100万ドル以上の夫婦に対し、5.4%の追加増税を課すことなどが盛り込まれている。この増税により、10年間に約4600億ドルの財源が確保されるという。

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