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NECが10年3月期営業利益予想を下方修正、半導体不振で

 [東京 29日 ロイター] NEC6701.Tは29日、2010年3月期の連結業績予想を下方修正し、従来1000億円と見込んでいた営業利益が600億円になる見通しだと発表した。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト7人の予測平均値の703億円を下回った。

 半導体子会社のNECエレクトロニクス6723.Tで従来ゼロと見込んでいた10年3月期の営業損益が465億円の赤字になる見通しになったことが下方修正の主因。

 10年3月期予想では、売上高を3兆6600億円(従来予想3兆7300億円)に、経常利益は400億円(同600億円)にそれぞれ引き下げた。当期利益は100億円とする従来予想を据え置いた。従来年間で2700億円としていた固定費削減計画は200億円増額し2900億円とする。

 会見した小野隆男常務は、通期に向けて「下期は一般的な景気動向をみると、決して楽観できないが、営業利益600億円の予想は(経済環境を)それなりに織り込んだ」と述べた。通期は、半導体を中心とするエレクトロンデバイスやサーバーなどIT(情報技術)プロダクトで営業損益が従来計画で下振れするが、主力のIT(情報技術)サービスはコスト削減を進め利益の上積みを図る。

 4─9月期は売上高が前年同期比22.3%減の1兆6536億円、営業損益は377億円の赤字(前年同期実績は133億円の黒字)、当期損益は435億円の赤字だった。エレクトロンデバイス部門が計画比で116億円営業損益が悪化したが、ITサービスで同55億円、携帯電話・パソコンによるパーソナソリューションで同69億円それぞれ改善し、4─9月期の営業赤字幅は計画比で23億円縮小した。

 (ロイター日本語ニュース、浜田健太郎)

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