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日本マクドナルド、1―9月営業利益は上場来最高

 11月2日、日本マクドナルドホールディングスは、2009年1―9月の連結営業利益が前年同期比23.9%増の176億円になったと発表。写真は昨年11月、都内の店舗で撮影(2009年 ロイター)

 [東京 2日 ロイター] 日本マクドナルドホールディングス2702.Qは2日、2009年1―9月の連結営業利益が前年同期比23.9%増の176億円、2001年の上場以来最高になったと発表した。コーヒーの無料配布や期間限定で日本のオリジナル商品を次々に投入するキャンペーンなどが奏功し、全店売上高が同3.3%増と好調に推移した。

 営業利益の通期予想に対する進ちょく率は74.8%。前年同期の通期実績に対する割合は72.9%だった。

 7月後半から始めたコーヒーの無料配布では、コーヒーと同時に商品を購入する顧客も多くみられ、客数や客層の拡大につながっているという。また、生産性の向上や原材料ロスの低減への取り組みなども利益増に寄与した。 

 既存店の客数は0.6%減、客単価は2.2%増、既存店売上高は1.7%増だった。

 1―9月期の連結売上高は10.1%減の2768億円。減収となっているのは、直営店のフランチャイズ化を進めていることで、直営店売上高がFC店からのロイヤリティ収入に切り替わっているため。FC化は、2011年12月期の70%を目標としており、今9月末には50%を超えた。

 現在進めている小型店舗などの戦略的閉鎖に伴い店舗閉鎖損失を計上していることや、前年同期にトイザらス株の売却益を計上していたことなどから、当期利益は2.5%減の95億円と減益になった。不採算店舗の閉鎖は、今後数年かけて実施する方針。

 2009年12月期の連結営業利益予想は前年比20.8%増の236億円で据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト7人の予測平均値234億円と同水準になっている。

 今村朗・財務本部上席部長は会見で「外部環境は厳しいが、コーヒーの新戦略やクォーターパウンダーの新商品の導入で、さらなる客数増と利益向上につなげたい」としている。

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

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