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世界の自動車市場は底入れした=ゴーン日産CEO

 11月8日、ゴーン日産CEOが世界の自動車市場は底入れしたと述べた。パリ近郊のルノー工場で5日撮影(2009年 ロイター/Benoit Tessier)

 [ニューデリー 8日 ロイター] 日産自動車7201.Tのカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)は8日、ニューデリーで開かれた世界経済フォーラム関連会議で、世界の自動車市場は底入れしたとの見方を示し、世界の年間自動車販売台数は2009年と2010年にそれぞれ6000万台に達すると予測した。

 ゴーン氏は日産の株式44%を保有する仏ルノーRENA.PAのCEOも兼任する。同氏は、今年の世界の自動車販売台数は、これまでの予測の5500万台を上回ると予想。自動車市場は底入れしたとして「今回の危機がどのように終息していくか、もう少しはっきり分かるようになったら、生産能力拡張計画を再開してもよいと考える」と述べた。

 ただゴーン氏は「中国、インド、中東諸国、南アフリカの主導により2010年には回復に向かう。米国も回復する。しかし欧州諸国と日本では2010年も苦境が続く」と予測し、世界的な回復へのリスクは依然として存在するとの見方を示した。

 ルノーはインドで自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラMAHM.BOと提携。低価格車「ロガン」を製造する合弁会社は当初は軌道に乗ったように見えたものの、高い税率があだとなり、販売台数は落ちている。昨年の生産台数は生産能力の3分の1未満にとどまり、2008/09年度は49億ルピー(1億0500万ドル)の損失を計上した。

 こうしたなか、ルノーがマヒンドラ・アンド・マヒンドラとの合弁解消を計画し、同じく提携関係にあるバジャージ・オートBAJA.BOなど別の自動車メーカーとの合弁を検討しているのではないかとのうわさもあったが、ルノーとマヒンドラ・アンド・マヒンドラ共にこれを否定。

 ゴーン氏は、マヒンドラ・アンド・マヒンドラとの提携が「期待通りに進んでいるとは言えない」としながらも、問題の対処に向け話し合いを進めていると述べた。

 同氏はインドの自動車市場は、向こう10年で3倍に拡大すると予測している。

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