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9月米貿易赤字は予想上回る増加、10年超ぶり大幅拡大

 11月13日、9月の米貿易赤字は前月比18.2%増と予想以上に拡大し、10年超ぶりの大幅な増加となった。写真は7月ニューヨーク市ポート・ニューアークのコンテナターミナルで撮影(2009年 ロイター/Mike Segar)

 [ワシントン 13日 ロイター] 米商務省が13日発表した9月貿易統計は、貿易赤字が前月比18.2%増と予想以上に拡大し、10年超ぶりの大幅な増加となった。原油価格の上昇や中国からの輸入増が要因。

 貿易赤字は365億ドルと、前月の308億ドル(改定値)から拡大した。市場予想は316億5000万ドルだった。  

 輸出・輸入ともに増加し、金額ベースで08年12月以来の高水準となった。輸入は5.8%増と93年3月以来の高い伸び。輸出は2.9%増だった。

 一部アナリストは、ドル安を背景に輸入よりも輸出が増加すると予想していた。ジェフリーズの株式取引ストラテジスト、クレイグ・ペッカム氏は「米国内の需要の高まりが、ドル下落(の影響)を上回った」と指摘した。 

 輸入では工業供給品や資材の伸びが目立ち、製造業が生産を拡大していることが示された。

 原油の輸入平均価格は1バレル=68.17ドルだった。石油輸出国機構(OPEC)からの輸入は119億ドルに拡大した。いずれも前年11月以来の高水準。

 対中赤字は9.2%拡大し221億ドル。中国からの輸入は8.3%増の279億ドルだった。ともに08年11月以来の高水準。

 年初からの米貿易赤字は景気後退を背景に大幅に縮小している。1─9月の対中赤字は15.9%縮小。対カナダで79.6%、対欧州連合(EU)で42.0%、対OPECでは71.8%それぞれ減少した。

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