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ソニー、映画・音楽などオンラインサービス開始へ=平井EVP

 11月20日、ソニーの平井一夫執行役EVPは、ネットワークを通じて映画やゲームなどを販売するサービスを2010年から開始する意向を示した。19日撮影(2009年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 20日 ロイター] ソニー6758.Tの平井一夫執行役EVP兼ソニー・コンピュータエンタテインメント社長は20日、ロイターなどとのグループインタビューで、ネットワークを通じて映画やゲームなどを販売するサービスを2010年から開始する意向を示した。

 ソニーは19日の経営説明会でネットワークを通じてソフトを販売するサービスを拡充する方針を表明した。現在はゲーム機だけが対応しているが、テレビ、パソコン、携帯端末もネットワーク対応機器に拡大し、映画やゲーム、音楽、書籍などを提供する「ソニーオンラインサービス(仮称)」を立ち上げる計画。2012年度末までにネットワーク対応機器は3億5000万台への拡大を目指す。2012年度までにネットワークサービス全体の売り上げ規模を年間3000億円にする目標だ。

 平井EVPは、オンラインサービスについて「できるだけ早く立ち上げたい。(テレビ、パソコン、携帯端末など)対応機器がサービス開始のときにすべて揃うわけではないかもしれないが、来年中にサービスを開始したい」と語った。

 またソニーは、電子書籍端末「リーダー」の展開を加速し、2012年度に世界シェア40%を目指している。今年度の電子書籍端末の世界市場が前年度比6倍以上の300―400万台になると予測している。電子書籍端末では、米アマゾン・ドット・コムAMZN.Oの「キンドル」が日本など世界各国で販売して先行しているが、ソニーは「リーダー」によって追撃する構え。

 ソニーはこれまでに米国、カナダ、欧州などで電子書籍端末を販売している。一方、日本では2004年に発売したが普及が進まず2007年に撤退した経験がある。ただ、平井EVPは日本での取り扱いについて「いつ発売するかは言えないが真剣に考えている」と述べて「リーダー」のブランドで再開する意向を示した。

 家庭用ゲーム機「プレイステーション3」は2010年3月期に前年比29%増の1300万台を販売する計画。9月に価格を引き下げた新型機を市場投入したが、発売から3週間で全世界の販売が100万台を突破した。平井EVPは「年末商戦がどうなるか見極める必要があるが、1300万台の目標は堅い数字だ」と述べて、今期計画達成の可能性が高いとの見方を示した。

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