[15日 ロイター] 米大リーグ(MLB)のヤンキースからフリーエージェント(FA)になった松井秀喜選手が、エンゼルスと1年契約で合意したことが分かった。ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアが14日報じた。
両者が契約間近と伝えているESPNは、エンゼルスが年棒650万ドル(約5億7000万円)を提示したと報じており、この条件での契約となれば、今季の1300万ドルから半減となる。
ニューヨーク・タイムズ紙が交渉関係者の話として伝えたところでは、松井秀はエンゼルスと14日に合意。契約発表は、身体検査終了後に行われるという。
今年のワールドシリーズで最優秀選手(MVP)に輝いた松井秀だが、ひざに不安を抱えるとして、ヤンキースは再契約に消極的な姿勢を見せていた。
ロサンゼルスのアナハイムを本拠地とするエンゼルスは、ヤンキースと同じアメリカンリーグの西地区所属で、3年連続地区優勝している強豪。同区にはイチロー外野手がプレーするマリナーズも所属している。
MLB公式サイトによると、松井秀はヤンキースでの7年間で、打率2割9分2厘、140本塁打、597打点の記録を残した。