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米FRB議長再任承認に不透明感、民主党議員4人が反対表明

 [ワシントン 22日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の再任承認はこれまで確実視されていたが、民主党上院議員2人が22日あらたに反対票を投じる意向を表明するなど不透明感が高まってきた。

 1月22日、バーナンキ米FRB議長(写真)の再任承認はこれまで確実視されていたが、民主党上院議員2人が反対票を投じる意向を表明するなど不透明感が高まってきた。2008年4月撮影(2010年 ロイター/Jonathan Ernst)

 民主党有力議員の側近は「バーナンキ議長の再任は承認されるだろうが、非常に僅差となるだろう」と語った。

 ボクサー上院議員とファインゴールド上院議員はこの日、上院本会議でのバーナンキ議長再任の承認採決で反対票を投じる方針を示した。これで反対の姿勢を表明している民主党議員は4人となる。

 他の多くの議員は未定としているほか、複数の共和党議員も再任反対の姿勢を示している。同議長の任期は31日で切れる。再任には60の賛成票が必要。

 ボクサー議員は「バーナンキ議長は、現在の経済危機を招いたブッシュ前政権の経済政策策定で主要な役割を果たした。次期FRB議長は、失敗に終わった過去の政策から完全な決別を象徴する必要がある」と述べた。

 民主党関係者によると、ダービン上院副院内総務もバーナンキ議長再任承認について「未定」としている。 

 リード上院民主党院内総務はこの日、バーナンキ議長再任への賛成を投じる考えを明らかにした。ただ、「わたしの支持は無条件ではない」としている。

 共和党の側近は「民主党は神経を尖らせている。しかし、民主党が大統領の指名した候補者を葬り去るとは考えられない。バーナンキ議長の再任は承認されるだろう」と述べた。再任に必要な60票を確保できなければ、民主党はおそらく採決を行わないとの見方を示した。

 ホワイトハウスは、オバマ大統領は引き続き、上院でバーナンキ議長再任が承認されることを確信している、と述べた。

 バーナンキ議長の再任が任期終了の今月末までに承認されなかった場合、状況がどうなるかは不透明となっている。法律では議長「不在」の場合、副議長が議長の代理となることから、コーン副議長が議長を務めることになるが、「不在」は明確には定義されていない。

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