[東京/ソウル 8日 ロイター] シャープ6753.Tと韓国のサムスン電子005930.KSは8日、両社で継続していた液晶パネルと液晶モジュールに関する特許の侵害訴訟について、すべての提訴を取り下げて和解契約を締結したと発表した。和解契約は5日に結んだという。
これまで係争していた数十件に上る特許については、両社ともに利用できることになる。
両社は2007年から、液晶パネルと液晶モジュールに関する特許が侵害されているとし、米国、日本、韓国、欧州でお互いに訴訟を繰り返してきたが、この和解によって、全ての訴訟を取り下げることにした。長期にわたって繰り広げられた両社の特許侵害訴訟は収束する。