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失敗は必ず修正・改善してきた強い自信ある=トヨタ社長

 2月9日、トヨタ自動車の豊田社長は新型プリウスなど4車種のリコール届け出について会見し、利用者の安全・安心を最優先に考えてリコールに踏み切ったと説明した(2010年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 9日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tの豊田章男社長と佐々木眞一副社長は9日、新型プリウスなど4車種のブレーキに不具合があるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出たことについて都内で会見した。

 豊田社長は、数値的には保安基準を満たしているかもしれないが、利用者の安全・安心を最優先に考えてリコールに踏み切った、と説明した。

 豊田社長は会見冒頭で、米国などで実施しているアクセルペダルをめぐるリコールなどを含め関係者に多大な心配を与えた点について陳謝。真摯(しんし)に対応することで1日も早く信頼を回復したいとの決意を強調した。社長によると、今回の問題にからみ新型プリウスなどで一部キャンセルも報告されつつある。

 佐々木副社長は、寒冷地の凍結路などで横滑りを防止するためABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動することでブレーキがかかりにくくなるとのクレームについて「特殊な走行状況での運転者のフィーリングの問題」と捉えていたと説明した。

 今後、全国1万店の販売店でブレーキシステムのソフトの書き換えを実施する予定。所要時間は1件あたり40分程度としている。対処するまでの期間は「ブレーキを強めに踏み込めば安全性に問題はない」(豊田社長)と強調した。

 豊田社長は、今後訪米し米国現地法人の社員などの激励を予定しているという。米運輸当局担当者などとの会合予定については未定としている。

 米欧中でのアクセルペダルをめぐるリコール問題について、2日に名古屋で行われた会見に出席せず批判された豊田社長が、その後立て続けに出席した理由について、同社長は「これもカイゼンの一環、当初は詳しい担当者が出席すればよいと考えていた」として、世論をにらみ自ら出席することを決めたことを明らかにした。

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