[ニューヨーク 26日 ロイター] 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は26日、景気回復が不安定であることから、少なくとも6カ月間は低金利を維持する必要があるとの認識を示した。
総裁はCNBCテレビで「金利は長期間低水準にとどまると思う」と述べ、依然として不透明感が強く、消費者は労働市場の状況について非常に慎重な見方をしていると指摘した。
長期間とは、向こう数回の連邦公開市場委員会(FOMC)に当たる6カ月間程度を意味するとの見解を示した。
またFRBによるモーゲージ担保証券(MBS)の買い入れについて、買い入れ終了後も引き続き市場を支援するとの見方を示した。