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ギリシャは借入不能の一歩手前=パパンドレウ首相

 3月19日、ギリシャのパパンドレウ首相は同国が借入不能一歩手前の状態にあるとの見方を表明、危機克服に向け協力を呼び掛けた。写真はアテネの議会で2月に撮影(2010年 ロイター/Yiorgos Karahalis) 

 [アテネ 19日 ロイター] ギリシャのパパンドレウ首相は19日、同国はあと一歩で借り入れ不能な状態になるとの見方を示し、労働組合に対し債務危機克服に向けた努力への協力を呼び掛けた。

 同国最大の民間企業労組連合組織「ギリシャ労働総同盟」(GSEE)の年次会合で演説した。

 首相は、国内の既得権益および海外の市場投機家と戦っているとし「われわれは戦時下にある。国内外の特別な利益に対する戦いであり、投機家に対抗し透明性を求める戦いだ」と述べた。

 ギリシャ経済に対しては弱気な見方を示し、深刻な欠陥が市場におけるギリシャの信頼性を損なわせ、国外からの支援をむしばんだと指摘。「国民に対する十分な誠実さを持って、われわれが至った状況について話した。われわれは借入不能から1歩手前(の状態)にある」とし、数十年にわたる高利の支払いやギリシャを深刻な景気後退に追いやることを回避しなければならないと語った。

 ギリシャ政府はこれまでに下した決断の中で最も困難な選択を余儀なくされたとし「今犠牲を払わなければ問題は手に負えなくなる」と強調した。

 また汚職や無駄、責任逃れなどの根絶に断固取り組む方針を示した。

 「すべての労働者、市民に対し、われわれの努力が報われると約束する」と述べ、労働者をはじめとする社会からの支援を呼び掛けた。

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