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人民元問題は複雑、「雑音」は有益でない=中国人民銀行総裁

 [カンクン(メキシコ) 22日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は22日、人民元相場をめぐる「雑音が多過ぎる」ことは有益ではないと述べた。

 当地で開催されている米州開発銀行(IDB)の年次総会に出席している同総裁は、米国の政策担当者は失業率を引き下げる圧力にさらされているが、中国も「雇用創出の非常に大きな課題」に直面していると指摘。「(人民元問題)は非常に複雑」で、「国際間でどのように政策協調できるか協議することは可能」としながらも、「雑音が多すぎること」は有益ではないと述べた。

 また、政策立案にあたってはデータやモデルを用いた「確かな経済分析」をベースにし、かつ「相互の利害を考慮する」必要があるとの考えを示した。

 中国の為替政策をめぐっては、中国が人民元相場の不均衡を是正しなければ米国が貿易制裁を課すことを可能にする法案が米議会に提出されたことを受け、緊張が高まっている。

 中国は2008年半ば以来、人民元の対ドル相場を6.83元近辺に保っている。

 周総裁は今月、中国は危機の際に導入した「特別な」人民元政策をいずれ解除する必要があると述べた。

 一部のエコノミストによると、人民元は25─50%過小評価されており、中国は貿易において不当に有利な立場に立っている。

 オバマ米政権は4月15日までに、財務省による半期に1度の為替報告で中国を為替操作国と認定するかどうかの判断を迫られる。

 これまでのところ、中国は安定した為替相場を維持する姿勢を崩しておらず、同国の陳徳銘商務相は21日、米国が中国を為替操作国と認定して貿易制裁を行った場合、中国は報復措置を講じると述べた。

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