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シャープ、専用メガネ不要の3D液晶パネルを今期から量産化

 4月2日、シャープは、専用メガネ不要の3D液晶パネルを開発したと発表した。写真は発表会で(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 2日 ロイター] シャープ6753.Tは2日、専用メガネを必要とせずに裸眼で3次元(3D)画面を見ることができる中小型の液晶パネルを開発したと発表した。2010年度の上期から量産を開始する。

 携帯型ゲーム機、高機能携帯電話(スマートフォン)、パソコン、デジタルカメラ、デジタルフォトフレームなどへの搭載を見込み、シャープはメーカー各社に採用を働きかけていく。

 過去にもシャープは3D液晶パネルを開発し、02年に携帯電話、03年にパソコンに搭載して製品化した実績があるが、今回は新型パネルとして解像度や厚みを改善した。従来品に比べて、画素数を2倍としたほか、縦横切り替えのできる携帯電話にも対応できるようにした。さらに、タッチパネルで操作できるタイプも開発した。新型3D液晶パネルは、ゲームや携帯に適した3インチ台の画面から始め、パソコン用の10インチ超のサイズに加え、さらなる大型パネルの製品化も見込む。

 記者会見したシャープの長谷川祥典常務執行役員は、今回の3D液晶パネルについて、すでに携帯メーカーなどから商談の引き合いがあるとしたが「具体的な企業名は控える」として明らかにしなかった。任天堂7974.OSは2010年度中に専用メガネなしで3D映像が楽しめる携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の発売を表明している。

 電機メーカー各社は今年を「3D元年」と位置づけているなど、3D対応製品の市場は活性化が期待されている。北米市場でパナソニック6752.Tと韓国サムスン電子005930.KSが3Dテレビを発売したほか、国内でもパナソニックが4月23日から、ソニー6758.Tが6月10日から3Dテレビを売り出す予定。シャープは3Dテレビの具体的な発売時期を明らかにしていないが、参入の方針を示している。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二)

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