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ユーロが下落、ギリシャの債務めぐる懸念強まる=NY市場

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 6日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが下落。欧州連合(EU)が先月合意したギリシャ支援の内容に同国が修正を求めたとの報道でギリシャの債務危機をめぐる懸念が強まっている。

 4月6日、ニューヨーク外国為替市場では、ギリシャの債務めぐる懸念が強まり、ユーロが下落。写真は都内の為替ボード。2009年7月撮影(2010年 ロイター)

 商品相場高でカナダの金利上昇見通しが高まったことを背景にカナダドルが買われ、2008年7月以来初めて対米ドルで等価水準をつけた。

 オーストラリア準備銀行(中央銀行)が6日政策金利を引き上げるなか、この日発表された3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録から連邦準備理事会(FRB)が予想以上に長く低金利を維持する可能性が示されたことを受け、豪ドルが対米ドルで上昇し1月以来の高値をつけた。

 ユーロは全般的に下落。ギリシャがEUの合意した支援内容から国際通貨基金(IMF)の関与をなくするよう求めたとの報道を背景に、一時対ドルで1.34ドルを割り込んだ。

 ユーロ/ドルは0.6%安の1.3402ドル。3営業日連続で下落した。ユーロ/ドルの年初からの下落率は6.5%となっている。

 ユーロ/円は1.2%安の125.66円。

 ドル/円は0.6%安の93.70円。 

 ギリシャが修正を要請したとの報道を否定したものの懸念を払しょくするに至らず、10年物ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は一時400ベーシスポイント(bp)を超えて拡大、ユーロ導入以来最大となった。

 FOMC議事録から、FRBが依然国内経済をある程度懸念しており、利上げを急がない方針であることが示唆されたことを受け、ドルは不安定な値動きとなった。

 ドルは対ユーロでは上げ幅を縮小する範囲にとどまる一方、すでに中銀が利上げを実施した、あるいは間もなく利上げするとみられる国の通貨に対して売られる展開となった。

 カナダドルは対米ドルで一時0.9988カナダドルに上昇、2008年7月以来初めて等価水準をつけた。その後は、1.0012カナダドルまで押し戻され、終盤までに前日比ほぼ変わらずとなった。

  アクション・エコノミクスでカナダ専門のマーケット・ストラテジストを務めるファーガル・スミス氏はカナダドルについて、カナダの経済見通しが改善し、市場が同国中銀の金融引き締めに備えるなか、対米ドルで0.98カナダドルまで上昇する可能性があると指摘した。

 オーストラリア中銀は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを0.25%ポイント引き上げ、4.25%とすることを発表した。利上げに支援され豪ドルは対米ドルで0.9288米ドルに上昇し1月以来の高値をつけた。

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