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タイの反政府デモ、ロイターの日本人記者含む18人が死亡

 4月11日、タイの反政府デモ隊と治安部隊の衝突で、ロイターの日本人記者含む18人が死亡。写真は治安部隊に抵抗するデモ参加者。10日撮影(2010年 ロイター/Sukree Sukpla)

 [バンコク 11日 ロイター] タイの首都バンコクで10日に起きたタクシン元首相の支持派団体「反独裁民主統一戦線(UDD)」と治安部隊との衝突で、11日までに18人が死亡、800人以上が負傷した。現地の医療センターが明らかにした。ロイターの東京オフィスに所属するカメラマン、村本博之さん(43)も取材中に銃で撃たれて死亡した。

 衝突は、政府ビルや国連支部に近いデモ隊の拠点2カ所で、治安部隊がゴム弾や催涙ガスを使って強制排除に乗り出したことから発生。デモ隊の一部が銃や手りゅう弾、火炎瓶で抵抗し、事態が悪化した。死者には兵士4人も含まれるという。

 これを受けて、アピシット首相はテレビ演説で犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、治安部隊には空砲による威嚇か自衛の場合しか実弾使用は認められていなかったと説明した。

 またタイ政府は、事態収束に向けて首相補佐官をデモ隊との交渉担当に任命したと明らかにした。

 タイの反政府勢力によるデモは1カ月近くに及んでおり、同国政府は7日、デモ隊の議会襲撃などを受けて、バンコクに非常事態宣言を発令していた。

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